海外安全対策情報(スロバキア:2016年1月~3月)

1 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)スロバキア内務省が発表した2015年の犯罪統計によると,2015年の犯罪件数は7万3,163件で,前年と比較して,8,082件減少しています。
(2)スロバキアにおける主な犯罪は,置き引き,スリ,車上荒らし,空き巣等で,これらは2015年の総犯罪件数の39.77%を占めています。
(3)日本人の被害状況については,年間を通じ,観光スポット(ブラチスラバ市内の中央広場周辺やブラチスラバ城等),ショッピングセンター,列車内でのスリや置き引きの被害が報告されています。人が多く集まる場所では,スリや置き引き等の被害がよく報告されますので,そのような場所を訪れる際には,このような被害に遭わないようご注意ください。
(4)また,他の多くの国と同様のニセ警官による財布からの現金抜き取り事案も発生しており,注意が必要です。
(5)最近では,過大請求タクシーの被害に遭い,料金支払いを巡る口論の末,タクシー運転手から暴力を受けた旨の報告もありますので,駅前等にて客待ちのタクシーを利用する際は,乗車前に料金を確認する等注意が必要です。(一般的に,電話等にて迎車するタクシーが無難とされています。)
 
2 テロ・爆弾事件発生状況
   3月22日に発生したベルギーのブリュッセルにおけるテロ事件を受け,スロバキア当局は,スロバキア国内におけるテロの脅威度を4段階中の「1」から「2」(テロの脅威が高まりつつある状態)に引き上げました。現時点では具体的脅威情報は確認されていない模様ですが,スロバキア当局は,公共の場,公共交通機関,国境等における警戒を強化しています。
 
3 誘拐・脅迫事件発生状況
   誘拐・脅迫事件の発生は認知しておらず,邦人を対象にした同事件も発生していません。
 
4 日本企業の安全にかかわる諸問題
    特に見受けられませんが,上記2の脅威度が引き上げられた状況にはご留意ください。
 
以 上