レヴォチャ歴史地区、スピシュ城及び関連文化財(文化遺産、1993年、2009年)
平成28年5月13日
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●レヴォチャ歴史地区及びスピシュ城
1993年にユネスコ文化遺産に登録された「スピシュ城とその関連文化財」にはスピシュ城の他、聖職者の町スピシュスカー・カピトゥラ、ジェフラの聖霊教会が含まれます。2009年にはレヴォチャ歴史地区が付け加えられました。
スピシュ城は中世期の城としては中央ヨーロッパ最大規模を誇ります。12世紀初頭から要塞として建設され、15世紀には宮殿へと改築されました。後にハン ガリー国王となったヤーン・ザーポリスキーもこの城で誕生しました。しかし、1780年の火災で崩壊し、その後廃墟となりました。
スピシュスカー・カピトゥラは聖職者の町として13世紀に誕生しました。後期ロマネスク様式の聖マルティン大聖堂(1245年~1275年設立)の他、司教宮殿、聖職者の住居等を見ることができます。
ジェフラ地区にある初期ゴシック様式の聖霊教会は、1245年にスピシュの石灰岩を使用して建設されました。教会内は13~15世紀に作成されたとされる壁画で装飾されています。
出典:スロバキア政府観光誌「スロバキアにおける最高の数々」
スロバキア政府観光サイト: www.slovakia.travel