アグレテックカルストとスロバキアカルストの洞窟群(自然遺産、1995年、2000年)
平成28年5月13日
ドミツァ洞窟
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ハ ンガリーと隣接するスロバキア南部に位置するスロベンスキー・クラス国立公園は中央ヨーロッパ最大のカルスト地域で、1100の洞窟・山峡があります。 1995年にハンガリーの洞窟とともに「アグテレック・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群」という名でユネスコ自然遺産リストに登録されました。 2000年には氷で覆われたドプシンスカー洞窟が追加登録されています。
この洞窟群の中で特に有名なのがドミツァ洞窟です。ドミツァ洞窟は全長25キロメートルにわたり、ハンガリーまで続いています。洞窟の中には川や湖があり、川下のツアーに参加することもできます。
ド プシンスカー洞窟は全長1,232メートル、深さ112メートルのヨーロッパ最大級の氷洞です。洞窟内は11万立方メートルの氷で満ちており、氷の厚さは 26.5メートルにもおよびます。洞窟内の気温は0度以下に保たれており、1946年まで、この洞窟内で一年中スケートを楽しむことができたそうです。
出典:スロバキア政府観光誌「スロバキアにおける最高の数々」
スロバキア政府観光サイト: www.slovakia.travel