ペット

2016/5/13

1.スロバキアから日本に犬、猫を輸入する場合の手続
海外から犬や猫を日本に輸入するには、狂犬病やレプトスピラ病(犬のみ)について検査を受けなければなりません。
マイクロチップによる個体識別、狂犬病予防注射と狂犬病の抗体価の確認、輸出国での 180 日間の待機を行ったことなどが輸出国政府機関発行の証明書が必要です。日本到着時の輸入検査において、輸入条件を満たしていることが確認された犬又は猫は、通常、短時間で検査終了となります。
しかし、証明内容に不備がある場合は、 最長 180 日間の係留検査 となります。係留検査は、動物を人やその他の動物と隔離して病気の有無を調べるため、動物検疫所の係留施設で行います。 長期間の係留となった場合でも、動物検疫所以外の場所での係留検査は認められませんので注意が必要です。
以下にスロバキアから日本への輸入手続きの概要についてご紹介いたしますので、十分に余裕をもって準備を始めてください。手続きに際して、動物検疫所のホームページからあらかじめ 推奨証明書様式(FormA 、FormC) を入手して手続することをお勧めします。推奨様式は、処置を行った獣医師に必要事項を記載してもらい、最後に輸出国政府機関の裏書き(エンドースメント)を取得することが必要です。

(1)届出
輸送の方法(貨物、携帯品)にかかわらず、 到着 40 日前までに、到着予定の空港(港)を管轄する動物検疫所に届出をしなければなりません。
犬等が日本に到着して輸入検査を受ける際、届出受理書に付される「届出受理番号」が必要となります。受理番号を必ずご確認下さい。

 (2)マイクロチップの装着
国際標準化機構( ISO ) 11784 及び 11785 に適合するマイクロチップを犬等に装着して下さい。 マイクロチップを取り扱っている動物病院で装着できます。装着後は、確実にマイクロチップが入っていることを確認して下さい。
日本到着時、動物検疫所において、犬又は猫に装着されているマイクロチップの番号と輸出国政府機関の発行する証明書に記載されているマイクロチップ番号を照合します。

(3)狂犬病の予防注射
マイクロチップを装着後、不活化ワクチン(生ワクチン及び遺伝子組換えワクチンは認められていません)による 狂犬病予防注射が 2 回以上接種 されていなければなりません。
2 回目以降の狂犬病予防注射については、前回のワクチン接種日から 30 日以上あけ (前回の接種日を 0 日とする)、 1 年間(または免疫有効期間)以内に接種してください。
生後 90 日目以下(生まれた日を 0 日目とします)に行った予防注射及び マイクロチップを装着(個体識別)せずに行った予防注射は有効とみなされません。生後 91 日目以降にマイクロチップを装着した上で予防注射をして下さい。

(4)狂犬病の抗体価測定
2 回目以降の狂犬病予防注射後 ( 2 回目の予防接種日も含みます)、動物病院で採血します。なお、採血は狂犬病予防注射の有効期限内に行って下さい。  
日本の農林水産大臣が指定する検査施設 で狂犬病の抗体価検査を受け、結果が 0 . 5IU / ml (血清 1ml あたり 0 . 5 国際単位)以上でなければなりません。
指定検査施設からの結果通知書は、日本到着時に輸出国政府機関の証明書に添付して動物検疫所に提出して下さい。
日本の農林水産省が指定する検査施設はスロバキア国内にはありません。いちばん近くてオーストリアの施設になりますが、詳しくは以下のHPを参照してください。
http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/lab.html

(5)輸出(帰国)待機
採血日から日本到着時まで 180 日間以上経過 (輸出待機)する必要があります( ( 採血日を 0 日とします)。 採血日から 180 日間以上経過しないうちに日本に到着した場合、不足する日数の間、動物検疫所の係留施設で検査を受けなければなりません。
狂犬病に対する抗体価の検査結果は採血日から 2 年間有効 なので、採血日から日本到着までは 2 年を超えないよう注意が必要です。 採血日以降、日本到着日までに予防注射の有効免疫期間が切れてしまう場合は、有効免疫期間内に狂犬病予防注射をして下さい。

(6)輸出国の証明書の取得
出発直前(できる限り出発 2 日以内)に、狂犬病及びレプトスピラ病(犬のみ)にかかっていないか又はかかっている疑いがないことについて検査を受けてください。
狂犬病等にかかっていない検査を受けた後、スロバキアの検査機関から「推奨証明書様式A及びC」に署名・スタンプ(エンドースメント)をしてもらう。
スロバキア国内でエンドースメントを行うことができる検査機関については、下記HPを参考にしてください(お住まいの地域を選択すると、施設一覧が表示されます)。なお、事前に予約をしてからお出かけになることをお勧めします。
検査機関一覧: http://www.svssr.sk/sk/adresy/regiony.asp#2

上記手続きについては、詳細は日本の動物検疫所の HP に詳しく記載されておりますので、ご参照ください。  
動物検疫所: http://www.maff.go.jp/aqs/animal/

 

2.獣医師検索サイト
お住まいの地区の獣医師リストは以下のサイトにて検索できます。
http://www.zzz.sk/?page=veterinari (スロバキア語のみ)

 

犬・猫等に対する検疫制度の改正について