「Evening with Japanese Animation-日本のアニメ作品上映会及び邦人アニメ専門家による講演会」開催のお知らせ

2017/2/20
 当館は,3月15日,以下の要領で「Evening with Japanese Animation」と題し,日本のアニメ3作品上映会及び東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授による講演会を開催します。皆様ぜひご来場下さい。

 
日時: 2017年3月15日(水)17:30~19:30
会場: Mladost映画館(Hviezdoslavovo namestie 17, Bratislava)
主催:

 
在スロバキア日本大使館,国際交流基金(協力:日本動画協会(http://aja.gr.jp/),東京アニメアワードフェスティバル
(フェスティバルディレクター 竹内考次)(https://animefestival.jp/ja/),I.TOON,東京藝大大学院映像研究科アニメーシ
ョン専攻)
次第:
 
アニメ3作品を上映し,その後,伊藤有壱・東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授が上映作品や日本のアニ
メ産業等につき解説・紹介します。
入場料: 無料

 

●上映作品について(3作品合計で72分)
 
© BUEMON Inc.
「風の又三郎」(2016年/22分/制作:株式会社武右ェ門)
   父の仕事の都合で一時的に都会から山の学校に転校してきた女の子。クラスの子供たちから”風の子”と勘違いされ,ちょっと遠巻きな扱いを受ける。少女に興味を抱く男の子は仲良くなりたいが気になりながらもなかなか近づけない。女の子は田舎暮らしはあまり気に入らず,早く帰りたいと思っているが偶然に本物の風神様に出会ってしまったことで周りとの微妙な距離感を取りつつも輪に加わっていく。子供たちの持つ畏怖と柔軟さ,恋愛以前,といった風景が童話を通して短く,儚く描かれている。
 
© K.T^TELECOM^AM2012
「BUTA」(2012年/25分/制作:株式会社テレコム・アニメーションフィルム)
   飯代ほしさに用心棒に雇われた"BUTA"が連れて行かれた先は海賊船だった。その船倉には,家宝の地図と共に誘拐された"キツネ"がいた。キツネの機知により,BUTAはキツネを救わざるを得なくなる。大立ち回りの末に海賊"トラフグ"一味から逃れるBUTAとキツネ。欲望に忠実でバイタリティあふれる大人のBUTAと,心は純粋だが世間を知らない子どものキツネの逃避行が始まった。それは地図の謎も絡み,女盗賊"グッピー"一味も加わっての大騒動へと発展していく。
 
© T.T/TELECOM/AM2011
「おぢいさんのランプ」(2011年/25分/制作:株式会社テレコム・アニメーションフィルム)
   「文明開化」という掛け声が聞こえて来たころ,まだ已之助の村の夜には灯りがなかった。初めて訪れた町で已之助はランプを見つける。持ち帰ったランプは夜の闇を明るく照らした。始めは新しいものに抵抗のあった村人たちも.やがて受けいれるようになり,巳之助はランプの商いで身を立てることに成功した。しかし町では電柱が立てられ.電灯という新しく明るい灯りがランプに代わり始めていた……。
 


※いずれの作品も日本語音声・英語字幕です
※いずれの作品も,日本のアニメクリエイティブの振興と向上,業界の将来を担う優れたアニメーター等の育成を目指し,平成22年に開始された文化庁委託事業である若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご」の作品です
 
 
●講演者:伊藤有壱・東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授について
   東京藝術大学美術部デザイン科卒。1998年I.TOON Ltd.設立。同代表。クレイを中心にあらゆる技法を使いこなし,キャラクターデザインやアニメーションなど幅広い分野で活躍。代表作NHK Eテレ「ニャッキ!」は20年を越えて放送中,NHKみんなのうた「グラスホッパー物語」,松竹社110周年記念 事業作品「ノラビッツ・ミニッツ」,ミスタードーナツ「ポン・デ・ライオン」TVCM,宇多田ヒカル「traveling」MVアニメーションパート,平井堅「キミはともだち」MVなど。2011年オリジナル短編アニメーション 作品「HARBOR TALE」制作。クレイアニメ制作ソフト「CLAY TOWN」プロデュース。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞。日本アニメーション協会理事。