【大使活動報告】2021年10月27日(水) トルナヴァ商工会議所との意見交換会
令和3年10月27日
トルナヴァの商工会議所が開催した、スロバキア企業との意見交換会に出席しました。昨年秋から意見交換会を開催したいとのお誘いを頂いていたのですが、コロナ感染の悪化により開催できず、一年越しで実現に至ったものです。
現在、スロバキアでは60を超える日系企業(当大使館では、資本関係に注目し、日本企業の資本が入っている企業を「日系企業」と整理しています)が活動しており、スロバキアに8つある県のうち、トルナヴァ県を除くすべてに日系企業が存在しています。そのような事情もあり、以前からトルナヴァ商工会議所から熱心なお誘いを頂いていました。
会議所の会議室に集まって頂いたのは、スロバキア投資貿易開発庁(SARIO)をはじめ、医薬品関係、フライトシミュレーターなどの訓練機器製造、原子力発電技術関係、温泉療養観光関係などのビジネスの方々でした。スロバキアでの日系企業の活動状況を御報告したのち、質疑応答をしましたが、なべて日本の企業に対する期待の大きさを感じました。トルナヴァには、既に欧州の大手自動車メーカーが巨大なプラントを操業し、スロバキアの産業を支える重要拠点となっていますが、今後さらに、観光でも、原子力発電技術でも、あらゆる分野で日本とのつながりを深めることを探りたいという熱意を感じることができました。
スロバキアのSARIOのカウンターパートになる日本のJETROは、残念ながらスロバキアには拠点を持っておらず、ウィーンからスロバキアをカバーしています。今後、JETROウィーンとトルナヴァ商工会議所のネットワーク形成に尽力し、いつか、日系企業がトルナヴァでも活躍することを期待したいと思います。
その後、商工会議所のアレンジで、大司教宮殿を訪問し、べジャック・トルナヴァ大司教に直接お目にかかれる貴重な機会をいただきました。トルナヴァは、16世紀のオスマン・トルコの侵入時に、当時ハンガリーにいた大司教がここに移転してきて以来、大聖堂や教会が建造されたり、大学が置かれたり、文化的な発展を遂げてきた美しい街で、今日でも「小ローマ」と呼ばれています。大司教宮殿の内部の豪華さを目の当たりにして、トルナヴァの歴史を実感することが出来ました。
その後、トルナヴァ市のぺカルチーク副市長に表敬の御挨拶をして、帰路につきました。
現在、スロバキアでは60を超える日系企業(当大使館では、資本関係に注目し、日本企業の資本が入っている企業を「日系企業」と整理しています)が活動しており、スロバキアに8つある県のうち、トルナヴァ県を除くすべてに日系企業が存在しています。そのような事情もあり、以前からトルナヴァ商工会議所から熱心なお誘いを頂いていました。
会議所の会議室に集まって頂いたのは、スロバキア投資貿易開発庁(SARIO)をはじめ、医薬品関係、フライトシミュレーターなどの訓練機器製造、原子力発電技術関係、温泉療養観光関係などのビジネスの方々でした。スロバキアでの日系企業の活動状況を御報告したのち、質疑応答をしましたが、なべて日本の企業に対する期待の大きさを感じました。トルナヴァには、既に欧州の大手自動車メーカーが巨大なプラントを操業し、スロバキアの産業を支える重要拠点となっていますが、今後さらに、観光でも、原子力発電技術でも、あらゆる分野で日本とのつながりを深めることを探りたいという熱意を感じることができました。
スロバキアのSARIOのカウンターパートになる日本のJETROは、残念ながらスロバキアには拠点を持っておらず、ウィーンからスロバキアをカバーしています。今後、JETROウィーンとトルナヴァ商工会議所のネットワーク形成に尽力し、いつか、日系企業がトルナヴァでも活躍することを期待したいと思います。
その後、商工会議所のアレンジで、大司教宮殿を訪問し、べジャック・トルナヴァ大司教に直接お目にかかれる貴重な機会をいただきました。トルナヴァは、16世紀のオスマン・トルコの侵入時に、当時ハンガリーにいた大司教がここに移転してきて以来、大聖堂や教会が建造されたり、大学が置かれたり、文化的な発展を遂げてきた美しい街で、今日でも「小ローマ」と呼ばれています。大司教宮殿の内部の豪華さを目の当たりにして、トルナヴァの歴史を実感することが出来ました。
その後、トルナヴァ市のぺカルチーク副市長に表敬の御挨拶をして、帰路につきました。
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トルナヴァ商工会議所に集まって頂 いたビジネス関係者の皆さんと |
トルナヴァ商工会議所会長の トマンコーヴァ女史と理事の チャイコ氏 |
べジャック・トルナヴァ大司教と |
トルナヴァ市のペカルチーク副市長と |