ドゥシャン・カーライ氏に対する在外公館長表彰
令和4年10月27日
10月26日、在スロバキア日本大使館は、邦人若手芸術家の育成及び自身の芸術活動を通した日本・スロバキア間の文化交流を促進してきたドゥシャン・カーライ氏に対し、在外公館長表彰を実施しました。
カーライ氏は、ヤーン・ジェリプスキー氏及びヴィツェント・フロジュニーク氏の下、ブラチスラバ美術アカデミーで学び、1990年以降、同アカデミーで教授を務めました。200冊以上の書籍の挿絵を描き、児童文学作家にとって最も権威ある賞であるブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)のグランプリ(1983年)と国際アンデルセン賞(1988年)を受賞しました。また、同氏が描いたルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の挿絵が世界で最も美しい挿絵として、グロリア・クラブから優秀賞に選ばれる等、数多くの賞を受賞してきました。
カーライ氏は、スロバキアのみならず、世界中から同氏を師事する多くの美術学生らを指導してきました。同氏の芸術は邦人美術学生も魅了し、カーライ氏に師事してブラチスラバ美術アカデミーで学んだ多くの邦人芸術家がスロバキア、チェコ及び日本を拠点に児童文学及び絵画分野で活躍しています。同氏の教え子の中には、日本児童文学界で著名な降矢なな氏、山本こういち氏、内田智也氏、洞野志保氏、石田奈々子氏及び滝根進史氏も含まれ、カーライ氏の下で才能を開花させた邦人芸術家らは、現在の日本児童文学界のみならず大きな影響を与えている存在となっています。
また、カーライ氏は、自身の作品を通して、日本・スロバキア間の文化交流の促進に大きく貢献してきました。カーライ氏自身、幾度も日本を訪問し個展を開催する他、伝統的な和紙製作等の日本の伝統、文化及び暮らしからインスピレーションを受けた作品を制作してきました。また、1998年には、自身で執筆し挿絵も描いた児童書「どきどきおんがくかい」を日本の出版社の福音館書店から出版する他、同氏が挿絵を描いたアンデルセンの童話も日本で出版されました。
表彰式は、カーライ氏の家族及び友人の出席の下、行われました。中川大使より、カーライ氏の文化交流を通じた二国間交流・友好関係増進への貢献に敬意と謝意を表明し、表彰状を授与しました。カーライ氏から、本表彰及びこれまで同氏の活動を支えてきた関係者に対して深い謝意が表明されました。
カーライ氏は、ヤーン・ジェリプスキー氏及びヴィツェント・フロジュニーク氏の下、ブラチスラバ美術アカデミーで学び、1990年以降、同アカデミーで教授を務めました。200冊以上の書籍の挿絵を描き、児童文学作家にとって最も権威ある賞であるブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)のグランプリ(1983年)と国際アンデルセン賞(1988年)を受賞しました。また、同氏が描いたルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の挿絵が世界で最も美しい挿絵として、グロリア・クラブから優秀賞に選ばれる等、数多くの賞を受賞してきました。
カーライ氏は、スロバキアのみならず、世界中から同氏を師事する多くの美術学生らを指導してきました。同氏の芸術は邦人美術学生も魅了し、カーライ氏に師事してブラチスラバ美術アカデミーで学んだ多くの邦人芸術家がスロバキア、チェコ及び日本を拠点に児童文学及び絵画分野で活躍しています。同氏の教え子の中には、日本児童文学界で著名な降矢なな氏、山本こういち氏、内田智也氏、洞野志保氏、石田奈々子氏及び滝根進史氏も含まれ、カーライ氏の下で才能を開花させた邦人芸術家らは、現在の日本児童文学界のみならず大きな影響を与えている存在となっています。
また、カーライ氏は、自身の作品を通して、日本・スロバキア間の文化交流の促進に大きく貢献してきました。カーライ氏自身、幾度も日本を訪問し個展を開催する他、伝統的な和紙製作等の日本の伝統、文化及び暮らしからインスピレーションを受けた作品を制作してきました。また、1998年には、自身で執筆し挿絵も描いた児童書「どきどきおんがくかい」を日本の出版社の福音館書店から出版する他、同氏が挿絵を描いたアンデルセンの童話も日本で出版されました。
表彰式は、カーライ氏の家族及び友人の出席の下、行われました。中川大使より、カーライ氏の文化交流を通じた二国間交流・友好関係増進への貢献に敬意と謝意を表明し、表彰状を授与しました。カーライ氏から、本表彰及びこれまで同氏の活動を支えてきた関係者に対して深い謝意が表明されました。
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