藤間蘭黄氏による日本舞踊公演の実施

令和4年11月12日
 11月12日、在スロバキア大使館は日本舞踊家の藤間蘭黄氏をお呼びし、プリマティア宮殿鏡の間にてレクチャー付き日本舞踊公演を行いました。本公演ではクターシュ副文化相やオススキー議員を始め約130名が来場し、舞踊評論家の桜井多佳子氏の解説を聞きながら、藤間蘭黄氏の洗練された日本舞踊を楽しみました。
 藤間蘭黄氏は江戸時代から続く日本舞踊の家に生まれ、5歳から祖母、藤間藤子(重要無形文化財保持者)、母蘭景より踊りの手ほどきを受けました。6歳で初舞台、16歳で藤間流名取となり、現在に至るまで曽祖母や祖母から伝わる古典の継承や、海外の小説・戯曲などを元にした創作作品を積極的に発表しています。
 また国外の公演活動も精力的に行っており10ケ国14都市で公演、ワークショップ、レクチャーなどを行ってきました。2019年に日本芸術院賞を、2020年には紫綬褒章を受章しております。