サクラフェスティバルの開催

令和6年5月6日
 4月12日にブラチスラバ市カルロヴァ・ヴェス区内において、また、13日、同市ドゥブラウカ区内の屋外ステージにおいて、第2回サクラ・アートフェスティバルを開催しました。同フェスティバルは当館、両区、ブラチスラバ観光協会及びエウゲンスホン芸術学校の共催でした。フェスティバル当日には、開催に向けご尽力頂いた、パヴォル・デメシュ元外務大臣、ダナ・チャホヨヴァー・カルロヴァ・ヴェス区長、マルティン・ザトヴィチ・ドゥブラウカ区長、ヴラディミール・グレジョ・ブラチスラバ観光協会会長が出席しました。
 同フェスティバルは、日本とスロバキアの交流関係100周年の記念事業であるブルーミング・スロバキア・キャンペーンを通して2020年に植樹した桜をはじめとする、ブラチスラバ市内に植樹された桜の開花を祝うものです。ステージ上では、茶道、着付けや合気道のパフォーマンスが行われ、日本の伝統文化を紹介するとともに、桜をテーマにした日本の楽曲が披露されました。また、スロバキアのフォークダンスや芸術学校の生徒によるコンサートも行われました。ステージ上のプログラムに加え、囲碁や将棋、書道のブースが設けられ、来場者が日本の文化を体験する機会となりました。そして、後日サクラフェスティバルや日本文化に関するテレビ取材を受け、桜やイベントについて紹介するとともに、書道のデモンストレーションを行いました。
 会場となった2つの公園では、今年も桜の木が綺麗な花を咲かせました。今回のフェスティバルのような形で現地コミュニティーの支援を受けることができることは、とても貴重です。本イベントが日本及び日本文化について広く知ってもらう機会となり日本とスロバキアの友好関係を確認し促進するきっかけとなることを願っています。