「Washoku, Wagashi and Sake」の開催

令和7年3月21日
     3月20日、当館はファルスケホ調理学校との共催で、日本の食文化を紹介する文化事業として「Washoku, Wagashi and Sake」を開催しました。和食、和菓子、日本酒のレクチャーの3部構成とし、学生・教職員をはじめ、政府関係者、レストラン関係者、メディア等、総勢80名を超える多数の方々にご参加いただきました。
     和食パートでは、当館の公邸料理人が和食で使われる調味料の説明やだしの取り方について解説し、肉じゃが調理の実演を行いました。参加者の皆さんには出来立ての肉じゃがを試食してもらい、好評を博しました。
     和菓子パートでは、ブダペストで調理学校を経営されているスティーブンソン・真紀氏をお招きし、和菓子の歴史や魅力について存分に語っていただきました。練り切り作りの実演と試食も行われ、参加者の皆さんに美しい和菓子の世界をお届けしました。
     日本酒パートでは、Sake no BA代表の岩田友里氏に日本酒の製造方法などについて詳しく説明していただき、3本の日本酒の試飲を提供しました。参加者の皆さんはそれぞれの日本酒の風味を楽しみ、日本酒の奥深さを学んでいただきました。
     また、岩手県の老舗和菓子店である岩谷堂羊羹・回進堂から提供いただいた3種類の羊羹の試食の提供も行い、日本食を初めて体験する方が多数の中、その様々な魅力を伝える機会となりました。