マスミ・オーマンディ氏に対する在外公館長表彰およびサクラフェスティバルでのコンサート

     4月4日、在スロバキア日本大使館は、長年にわたり、日・スロバキア関係の発展に貢献してきたマスミ・オーマンディ氏に対し、在外公館長表彰授与式を実施しました。
     オーマンディ氏は、国際的なジャズシンガーとして、2017年からスロバキアでも活動する中で、「スロバキアジャズの父」と呼ばれるペテル・リパ氏との共演も実現するなど、スロバキア国内で注目を集めました。ブラチスラバのみならず、バンスカー・シュティアフニツァを含む地方都市でも精力的に公演し、音楽を通じて日・スロバキアの文化交流に貢献されました。さらに、2020年には、日・スロバキア交流開始100周年記念として、当館が実施した桜植樹企画「ブルーミング・スロバキア・キャンペーン」に対して、オーマンディ氏とマスミ・オーマンディ教育・文化活動の会は日本国内で多数のスポンサーを募り、寄付額全体の4分の1以上にあたる金額をご寄付いただきました。同企画でスロバキア各地に植えられた桜は、日・スロバキア友好関係のシンボルとして、多くの人に親しまれています。
     またこの日、オーマンディ氏には、ブラチスラバ市カルロヴァ・ヴェス区で開催された「サクラフェスティバル」で、ジャズコンサートを行っていただきました。会場は上記キャンペーンで植えられた37本の桜があるスハー・ヴィドゥリツァ公園で、快晴の空の下、約300人が来場しました。86歳というご年齢でありながら、パワフルに歌唱されるオーマンディ氏のコンサートは、観客の皆さんに大きなエネルギーを与えました。オーマンディさん、ありがとうございました！