空手家・佐久本嗣男氏と金城新氏の川上大使表敬訪問

     10月23日、空手家・佐久本嗣男氏とその弟子である金城新氏が川上大使を訪問しました。佐久本氏はワールドゲームズ空手部門・形競技において7連覇を成し遂げており、ギネス世界記録にも登録されています。同氏はオリンピック金メダリストの喜友名諒選手を含め9人の世界チャンピオンを育てた名指導者でもあります。金城新氏は、世界空手選手権の団体形で大会2連覇、アジア空手道選手権大会の団体形で6回の優勝経験を持つ実力者です。
     川上大使は両氏と空手の歴史や現代における意義について活発に意見交換し、沖縄発祥のこの伝統的なスポーツがスロバキアをはじめ世界中で高い人気を誇っていることを喜ばしく受け止めました。両氏は、空手が幼児から高齢者まで幅広い世代に適したスポーツであり、全身を使うことで身体的な健康に寄与するだけでなく、正しい呼吸法を促し、礼儀・謙虚さ・品格を養う教育的な価値もあると説明しました。
     両氏はŠportový klub karate SEIWAの招待によりスロバキアを訪問中であり、今週末にはベルノラーコヴォ村の多目的ホールにて劉衛流の型についてのセミナーが開催されます。同セミナーでは、スロバキア空手・古武道連盟および世界空手連盟の会員が、両氏の指導のもとで技術を向上させ、新しい技を学び、既習の技をさらに洗練させることができます。先日行われた主催者のミーティングには、Športový klub karate SEIWAを代表して、タマラ・ヤーノシーコヴァー選手とニナ・ソモラーニオヴァー選手が出席しました。