ミラン・ラスティスラフ・シュテファーニク天文台・プラネタリウム館長(フロホヴェツ)およびシュテファーニク協会代表の川上大使表敬訪問

令和7年10月23日
stefanik
     10月23日、川上大使はフロホヴェツにあるミラン・ラスティスラフ・シュテファーニク天文台・プラネタリウムの館長カロル・ペトリーク氏と、シュテファーニク協会の代表者らの表敬訪問を受け、同施設の歴史と現在の活動、そして将来の計画について説明を聞きました。
     また、第一次世界大戦中にチェコスロバキア軍団が日本を経由してヨーロッパへ移動していた際、大正天皇の謁見でシュテファーニクが受け取った、これまで公に知られていなかった外交的な贈り物についても紹介されました。その後、これらの貴重な工芸品を一般公開するための協力案について話し合いが行われました。
     フロホヴェツは、スロバキア国内でも数少ない天文台とプラネタリウムを有する町のひとつです。1972年に設立された同施設は、チェコスロバキアおよびスロバキアの歴史における重要人物、ミラン・ラスティスラフ・シュテファーニクの名を冠しています。主に啓発・教育活動、天文学の普及、そして変光星や太陽などの研究を中心とした科学的活動を行っており、年間約2万人の来訪者を迎えています。